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続番外編 爆損 2664 カワチ薬品

本来の記事を書かなければならないけれど、他の記事の方が筆が進みます。テスト前に部屋の掃除をしたくなるあれでしょうか。

 

2664 カワチ薬品 をポジっておりまして、しかもショート(空売り)です。今回2021年3月15日(権利落ち最終3月11日)で、5円の記念配当と45円の通常配当、合わせて50円の配当と優待が、現物株を持っていればもらえます。

100株以上保有で5,000円相当の買い物券。2月24日に優待内容の変更がありました。以前は1,000円ごとに1枚100円を使える仕組みだったので、割引券相当。変更後は券面額面以上のお買い物時に使えるとなったので、実質商品券になりました。カワチ薬品が近くにない株主は未使用を郵送したら、お米券(1500円相当?)になって返ってきます。

 

わたしは凡人なので、過去に損した逆をやろうというのが最近やっているトレード手法のパターンで今回もそれで考えていました。株主優待や配当が欲しくて権利日持ち越して儲かったことないなー、というやつです。配当落ち相当分や、優待額面or優待市場価格相当の株価下落なら受け入れやすいところですが、多くの場合それ以上に下落します。

 

1月18日(1月20日権利)は7865 ピープルをトレード。利回り上は高配当株です(3/12 SBI 40-50円、3.53%)。こちらは貸借銘柄でなくSBIのハイパー空売りでの日跨ぎ。強制決済のため翌日の寄付き成り行きで決済されます。しかも、2020年9月23日に手数料の値下げ(現物・制度信用・一般信用の無料がそれぞれ1日50万円から100万円に)したタイミングで、ハイパー空売りの強制決済は手数料が値上げされて、ネット注文でもコールセンター手数料になりました。なので、微妙な結果でありました。

1月18日 終値1290円 配当38円
1月19日 始値1210円

1月末日権利は9473 丹青社。ショートポジションを取ろうとしたら、

1月21日 始値835 終値820
1月22日 始値805 終値761

と大陰線。あとから知りましたが、三菱USJモルガン・スタンレー証券がオーバーウェイトからニュートラル、目標株価は1000円から900円と下げていました。時価総額426.61億円(3月11日 終値・881円)の中小型株のレーティングをここが出してたことのほうがびっくりでした。こちらも3/12現在のSBIの表示で予想配当40円の利回り4.61%の高配当株です。レーティング前からポジれてればけっこうの利益でしたが、微妙な結果です。

1月27日 終値762 権利落ち最終 ※半期配当21円
1月28日 始値729 終値736
2月01日 始値733 終値755
2月24日 始値826 終値842
3月12日 始値881

「レーティング嵌め込みか!」と言う人がいそうな後の株価推移です。配当落ち後だらだら下がるのを期待してたら危なかったです。

 

過去10年くらいをみて逆に配当取り、できそうだなと実行したのが、8227 しまむら です。2月20日権利で、今年の権利付き最終日は2月17日で、権利落ち日が2月18日。一応優待もあるんですが、100株で1,000円の買い物券2枚、しまむらは株価1万円くらいで一単元100万円かかることもあってか、優待としてあまり人気がありません。過去も逆日歩にはなっても、高額にはなってません。半期配当で100円の配当。

2月15日 11660円ロング
2月18日 11600円返済売り

2月17日 終値11620
2月18日 始値11600 20円の値下がり+100円の配当+優待+逆日歩3円
逆日歩は制度信用空売りで払うイメージが強いけど、制度信用買いでなら同額もらえます。

はい、ストラテジー通りやったほうが成績よかったです!
あと、100万円超だし手数料もかかってくるんで、これやるならSMBC日興証券のほうがよかった。


その次は2月末権利。2月28日権利はかなりの銘柄があります。その中でREITをピックアップしました。REITは不動産の権利を小口証券化してその家賃収入を配当として配ってくれるみたいな証券で株と同じように東京証券取引所に上場してます。意外と制度信用貸借銘柄になっていて、空売りもできます。REITはだいたい2020年11月からぐいぐい上がってきていて、2月15日くらいがピークになってました。権利付き最終が2月25日で、ちょうどチャート的には高値をつけて下がってるネックラインでチャート的な安心感もありました。

3177 ありがとうサービス のハイパー空売りも考えましたが、板が薄すぎる、コールセンター手数料だと枚数が多くないと手数料負担が重い、強制決済だと返済買いを分けられないことからやめました。ここは2ヶ月前に現物で買って、配当権利落ち前に売却というのが良さそうですね。

2020年
12月29日 終値1722
2021年
02月24日 終値2235 配当90円
02月25日 始値1955
02月26日 終値1888

しまむらで権利付き最終終値新規売建、権利落ち寄付き成り行き返済買いした方がよかったじゃねーかーとなったので、その通りにトレードすることにしました。出来高、板、チャートを見ていても実際の流動性のところがピンとこなかったので、銘柄を3分散しました。

3290 Oneリート投資法人 投資証券
2月24日 終値298400 分配金7420円
2月25日 始値290900
3492 タカラレーベン不動産投資法人 投資証券
2月24日 終値112900 分配金3100円
2月25日 始値109800
3月12日 始値106900

8593 日本リテールファンド投資法人 投資証券
2月24日 終値111450 分配金4500円
2月25日 始値108700

の3つで、日本リテールファンドはすべて決済。タカラは何枚か決済して、あとはまだポジションを残してます。


2664 カワチ薬品
3月5日 2814新規売建
3月8日 2838新規売建
3月8日 2855新規売建
3月9日 2878新規売建
3月9日 2850新規売建

3月11日 終値2895 記念配当5円+通常配当45円+優待5000円/100株

前場引け現在
3月12日 始値2829 高値2839 安値2796 終値2833 

クソポジ、2800円くらいで逃げればよかった。爆損。

 

 

このブログ記事はノンフィクションです。