取引を記録に残す生き残る儲ける

自身のトレードを記録に残すことで自身のトレードを直視し、生き残りと収益増加を目指す。

PKSHA(3993)のQ1が出たので改めて調べてみる

PKSHA(3993)の第六期第一四半期の決算短信が出ていました。最注目銘柄なのに、決算短信が出てから気づきました。こんな怠慢なことではいけませんね。ただし、いまだノーポジ。今年のNISA枠はすべてこの会社に投じたいと思っています。NISAの満期である五年後利益の最大化という基準で考えると一番期待値が高いと思っています。

 

回次 第1期 第2期 第3期 第4期 第5期 第6期Q1 Q1単純4倍
売上高(千円) 10,804 110,640 292,489 459,665 934,057 329,615 1,318,460
EPS 4.20 3,140.51 10.02 11.39 24.98 7.53 30.12
株価 - - 公開価格 初値 通期決算翌終値 記事執筆終値 -
株価 - - 2,400 5,480 11,870 15,380 -
時価総額(億円) - - 307 701 1519 1968 -

※1-4期は非連結

 

AI関連で思惑で動く銘柄は、旬のテーマなだけにたくさんあるかと思われますが、AI本命はこのPKSHAと非上場のプリファード(時価総額2,000億円相当とも)しかありえないと思っています。

従業員数30名の会社です。機械学習という性質上、事業のスケーリング上の問題はほぼないのではないでしょうか。創業者は機械学習東京大学松尾研究室出身。

3期目で、ドコモ・東京電力リクルート電通から売上たっています。

4期目でNKリレーションズ(ノーリツ鋼機のベンチャーキャピタル子会社)から1.58億円、株式約5%での資金調達。

5期目でドコモ・伊藤忠商事の資本入ってます。

トヨタはマザーズ上場後に追加出資して、2.9%になっています。

創業当初からこういった超一流企業から受注、出資を受けることができたのは、それだけ製品のアルゴリズムが素晴らしいこと、東京大学松尾研究室出身かつ関係も密接なこと、代表取締役の上野山勝也がボストンコンサルティンググループでの就業経験があり、ビジネス界への人脈が豊富なことがあわさっていると思われます。

上野山勝也さんの博士号論文、アブストラクトとレビューだけはネットで公開されています。国会図書館なら本文も読めるようなので、こんどいったら読んでみたいなと思いました。上野山博士は工学学士・工学修士なのですが、概要とレビューだけの印象だとガチガチの開発エンジニアよりは、ビジネス面のほうに比重があるのかなと思いました。PKSHAの前身のAppReSearchのときは、山田尚史さんのほうが代表取締役でした。取締役事業開発本部長の山田さんのほうが開発・技術面を主導されているのかなという印象を受けます。